第二新卒で商社業界ってどう?⇒働くメリット・デメリット
第二新卒で漠然と商社への転職を考えている人もいるのであるのではないでしょうか。
商社はなんとなく給料が良さそう・・・、海外との接点があってスキルアップできそう!と安易に決めてしまうとギャップを感じて早期退職に繋がってしまいます。
でも、実際に商社で働いたことがない人にとってみれば、商社といっても働くにはどんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのか分からないという方も多いかもしれませんね。
また、総合商社や専門商社の違いも分からないという人もいるかもしれません。
ここでは、そんな第二新卒の方のために、総合商社と専門商社の違いや、第二新卒として商社で働くメリット・デメリットをまとめてみました。
総合商社と専門商社の違いって?
総合商社は、食品や資源といったあらゆる製品を扱っているので、幅広くビジネスができるのが特徴で、インフラや資源といったスケールの大きいビジネスも遂行することができる力があります。
その一方で、専門商社では特定の分野に絞った製品いったように、総合商社が扱えないようなニッチな商品を扱うことができるのが特徴です。
ただ、特定分野に絞っているだけに、その分野が売れなくなってしまった時に影響がかなり大きくなってしまうといったところもあります。
どちらにも良し悪しはありますが、大きなビジネスを手掛けたいなら総合商社、取引先と密な関係を築きながら働きたいなら専門商社といったように考えてみてもいいですね。
第二新卒が商社業界で働くメリット
マーケティング・交渉スキルの能力が磨かれる
商社では、海外でヒットしている商品を日本で拡販したり、逆に、日本の商品を海外で広めるといったように自分で商品を見つけ出し商社を通して販売することができる仕事です。そのため、マーケティングや交渉スキルが必要になってくるので、第二新卒として転職すればこうした能力が磨かれスキルアップに繋げられます。
海外とのパイプを持った仕事ができ英語力が磨かれる
商社によっては、海外で何を売り買いするのかを営業マン自信で決めることができ、商品を作っているメーカーとバイヤーとのパイプ役になることができ様々な価値観に触れることができるのがメリットです。また、必然的にビジネス英語が必要になってくるので、英語力も向上させることができます。
大手商社なら高年収も!
大手の商社なら、軒並み平均年収は1000万円以上になっています。会社によっては、20代後半で早い場合は到達することもあり、かなりの高年収をもらえる可能性が高くなります。
第二新卒が商社業界で働くデメリット
大手総合商社は採用の倍率が高い
商社の中でも大手総合商社のハードルは極めて高くなってしまいます。中途入職の募集については、業界経験者や何かスキルを持っている人を採用する傾向も強いので、第二新卒での募集が少ないのも現状です。ただ、商社でも中小企業になってくると、多くの会社で第二新卒を募集していることが多いのでねらい目です。
ビジネスレベルな英語力が必須なことも
商社では海外の企業とのやり取りになってくるため、中途入職者の場合には、英語を必須としているところがほとんどです。日常会話レベルではなく、ビジネスレベルを求められることもあるので、英語力に自信がない場合には採用にたどり着けない場合があります。
海外赴任の可能性が高い
商社によっては、数年単位で海外赴任の可能性も十分にあります。どこの国へいつ行くのかということがすぐには分からないこともあり、家族がいる場合には、生活面で計画が立てにくいといったデメリットもあります。
板挟みでストレスも大きく、体力勝負になりがち
語学や様々な知識を使って、仕入れ先と販売先のパイプ役になっていきます。ただ、その分中間的な立ち位置になる為、板挟みになるといったストレスを感じることも・・・。頻繁に海外に行くこともあることから、体力的にもタフでないとなかなか続けていける仕事ではありません。
第二新卒で商社を視野に入れるならどうする?
商社といっても零細企業から一流の大手企業まで様々です。
また、総合商社や専門商社、扱っている物も違ってくるのであなた自身が興味のある会社を探していくことが必要になってきます。
エネルギーなどの資源分野に強い三井物産や三菱商事、繊維・アパレルなどの非資源に強い丸紅や伊藤忠など多岐にわたります。
第二新卒としてまだ漠然と商社への転職を考えているという人は、転職エージェントを使って自分が本当に働きたいと思える企業があるかまずは探してみてくださいね。
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