第二新卒で営業から事務に転職すると後悔する!?実際に聞いてみた!
新卒で入社した会社で営業職として頑張ってきたけれど、もう営業から離れたい・・・という人も実は多いかもしれませんね。
これまで転職エージェント7年間働いてきましたが、第二新卒の転職で営業から事務職への転職を希望する人は少なくありませんでした。
特に、もともと営業職として頑張ってきた女性が、将来を考えて事務職として腰を据えて働きたいと考える人が多かったですね。
結婚後も落ち着いて長く働き続けられる仕事として、営業から事務職を考える人も多いのですが、中には転職後に後悔してしまう人もいるので注意しなければいけません。
ここでは、事務職に転職したけれど結局辞めたい・・・とならない為にも、実際のところを転職者にリサーチしてみました。
第二新卒で営業から事務職に転職してどうだった?
営業から事務に転職してよかった派
新卒入社した会社が教育業界の営業職だったのですが、売り上げ目標が毎月あってそれに追われる生活でした。目標を達成することにはやりがいはありましたが、それでも、積み上げても結局月をまたげば売り上げはゼロになり、一からスタートの繰り返してで疲弊してしまいました。その後、事務の中でも専門性を付けたいと思って、未経験からでも大丈夫と書かれていた貿易事務の求人を見つけて転職しました。転職後は覚えなければいけないことで必死でしたが、半年もすれば慣れてきて落ち着いて働けるようになりました。今までのような精神的プレッシャーを受けながら働くことがない分、気持ちを楽に働けるようになっています。(25歳 女性 商社 貿易事務)
証券会社の営業職として新卒で働いていましたが、毎月、数字のことで上司から詰められることが辛かったですね。将来、結婚後も働けるのか?と考えた時に、答えはノー!だったので、今は、メーカーの一般事務社員として働いています。営業が自分の性格には合っていないと思っていたので、第二新卒の時期に転職しておいてよかったと思っています。ただ、給料ははるかに少なくなってしまったのですが、経験を重ねていけば徐々に増えていくし今は長く働き続けることを目標に頑張っています。(25歳 女性 メーカー 一般事務)
営業から事務に転職したけど後悔派
第二新卒の時に不動産の営業職から金融系の事務職に転職しましたが、毎日が淡々としすぎていてつまらなくなってしまい1年半で辞めてしまった経験があります。自分で望んで事務職に転換したので後悔もしましたが、結局のところは営業の方がやりがいがあって給料もいいのでまた戻りたいと思ってしまったんですよね。現在は人材紹介会社での営業社員としてやりがいを感じながら働いていますが、あの時、事務職を一度でも経験したからこそ今があると感じています。(31歳 女性 人材紹介 営業⇒事務⇒営業)
福祉用具の営業をしていましたが、体力的にもきつくなっていたので第二新卒で医療法人での事務職に転職をしました。医療法人だから経営も安定しているだろうと思っていたけれど、賞与は寸志・・・、月給も本当に少ない・・・。営業から事務に転職をしたことで給料は大幅ダウンしました。分かっていたことでしたが生活面では辛いですね・・・。(27歳 女性 病院 事務)
上記のように、営業から事務に転職して良かったと感じる人もいれば、事務をやってみたけれどやっぱ違ったという人まで実に様々ですね。
営業から事務職への転換は、転職後にギャップを感じない為にもデメリットになることもしっかりと理解しておくようにしましょう。
第二新卒で営業から事務に転職するメリット
精神的プレッシャーが少ない
営業職のように顧客や取引先によって左右されることもなく、数字のノルマもありません。そのため、精神的にも楽に働けるようになります。
体力的に楽になる
精神面だけではなく、営業職として動き回ることが多かった人にとっては、デスクワークになるので体力的にも楽に働くことができるようになります。
長く腰を据えて働いやすい
営業職は1~3年ですぐに辞めてしまうといった企業もありますが、事務職の場合には一旦仕事に慣れてしまえば落ち着いて長く働き続けやすくなります。そのため、離職率も営業職に比べて低いので、将来的に長く働き続けやすいのが特徴です。女性の場合には、産休・育休を取って復帰している人が多いのは圧倒的に事務職で働いている人になりますよ。
第二新卒で営業から事務に転職するデメリット
給料がダウンしてしまう・・・
ほとんどの場合には事務職に転職をすることで、営業職時代よりも給料がダウンしてしまうことが多くなります。自分の中で何を重視して転職をするのかが明確になっていなければ転職後にギャップを感じてしまいやすいので整理しておくようにしましょう。
やりがいを感じれないことも・・・
淡々と目の前のことをこなすだけのことでマンネリ化してしまうことがあります。営業職のように様々な人と関わって刺激を受けられる仕事ではないので、やりがいを感じられないといった人もいます。
第二新卒で営業から事務に転職したいならどうする?
デメリットになることも踏まえた上で、それでも営業職を離れて事務職への転職を考えている人は、できるだけ早いうちに事務職への転換を実現させましょう。
事務職を採用する企業のほとんどが比較的若い人を採用する傾向が強いので、第二新卒での転職が最後のチャンスという場合もあります。
自分の中で営業職よりも事務職がいい!と思う人は、転職エージェントを使って効率的に事務職の求人を紹介してもらってくださいね。
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